①大阪ネットは、文科省・府教委に弔意強制につながる一切の通知を出さないことを要請するとともに、府下43の教育委員会にも半旗掲揚等の連絡・通知を出さないようにとの要請をし、回答を求めました。その間に岸田政権は、統一教会と自民党・安倍派との癒着が次々と暴露され、国葬反対の世論が高まる中で、閣議了解での国民への弔意は求めないことを決定。文科省も半旗掲揚等の弔意を求める通知は発出しないとしました。

②その中で、9月12日までの各教委での回答では、連絡・通知の予定ないが、国・文科省からの通知等があれば検討等の表現がありましたが、以降は、予定なしとの回答が多くなりました。(9月7日付けの大阪市の回答は「文部科学省・大阪府教育委員会等の通知を踏まえ、適切に対応して参ります」との官僚的答弁でしたが、国葬直前には通知しないと表明)ようやく21日には府教委から「現時点では、国通知が示されていないことから大阪府教育庁としての対応は、検討しておりません。」とするのみの回答。

しかし大阪府は、「庁舎等への半旗掲揚は、府職員に弔意を強制することになり、『思想・信条の自由』を侵すことになると考えます」との質問に対して、半旗の掲揚は、国葬儀が執り行われることに伴って大阪府として弔意を表明するものであり、府職員へ弔意を強制するものではありません」との回答でした。そこでさらに、「府職員が国葬反対等の意思を表明することも『思想・良心の自由』として、処分されることはないとの

認識で間違いありませんか」「安倍元首相の私的葬儀の際にも、吉村知事は政策企画部から総務部(庁舎室庁舎管理課)に口頭で指示がされ、一切の決裁文書もないことが情報公開請求で明らかになっています。府民の意思に関わりなく、府として決定したとされることは実質的に弔意の強制と考えます。これらの点についての府の見解を」等の質問を重ねています。(大阪府では、大阪市含めて13自治体が半旗掲揚とのこと〔産経〕)

④大阪ネットも参加した「やめろ!安倍国葬 実行委」の集会やデモも各々300・400人を超える参加があり、大阪の他の様々な行動の中で大きな役割を果たせたと思います今後も国葬を既定事実とさせない取組みを継続したい。

〔予定〕

10/1(土)「あきらかになったカルト宗教と保守政治」(14時~エル南5Fホール)

     講演:有田芳生さん、報告:右派の台頭と教科書採択等-教科書大阪連絡会

   ※オンライン申し込みは、https://qr.paps.jp/BSVEc(ビラのQRは間違い)

  22(土)とめよう!戦争への道、めざそう!アジアの平和(13:50~エルシアター)

  29(土)「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット総会(14時~エル709)

   特別報告:部落差別と天皇制~水平社創立100周年に際して、チャレンジテスト

   ※オンライン申し込みは、hiroimae@yahoo.co.jpまで(可能ならご住所も)