① 前回の通信でお知らせしたように、大阪では府教委から各教育委に半旗等の指示はないという状況から、安倍の私的葬儀で半旗掲揚の吹田・富田林や庁舎での半旗掲揚表明の大阪府・市への再質問等を行いました。(10/15時点で、要請した43教委のうち、回答のあった18~23市町村教委では掲揚しないと判断できるものでした)産経新聞によると、吉村知事は大阪・関西万博の誘致活動などでの政府との連携を念頭に「安倍総理には本当にお世話になった」と述べたとのこと。松井市長も「いろんな形でご指導いただいた」そうです。(さすが12年には安倍氏を維新に迎え入れようとしただけのことはあります)。
府下では、堺が6区役所・水道局も含め、東大阪市長は「大阪府市長会長」の立場で国葬に参列、八尾・富田林や北河内7市では枚方など5市が半旗掲揚(四条畷・交野はなし)、北摂では高槻・箕面が半旗(吹田・豊中・茨木なし)といった状況でした。独自に学校で半旗掲揚の情報はありませんでした(一部の学校では半旗を見たとの伝聞あり)。
② 国葬後も内閣支持率低下が続くなど、明らかに政権の目論見は失敗したといえます。しかし岸田政権は、異常な物価高への対策どころか、ウクライナ戦争を口実に沖縄南西諸島軍事要塞化や軍事費2倍化(来年度予算では6兆円台)という安倍路線の継承の面目躍如。
私たちは国葬・弔意強制反対で発揮された全国の市民・労働者・野党等の共同の闘いをさらに継続・発展させ、国葬での支持率低下でも「国民は忘れてくれる」とばかりに、「戦争する国」に突き進む岸田政権をさらに追いつめていかなければなりません。
梅原さん「再任用拒否国賠」勝訴確定を受けての府教委交渉(9/26)で、「府教委の判断の違法性を認めるのか」「その原因である再任用システムをどう改善するのか」「梅原本人と結果的に賠償金の支払いの負担をかけた府任に謝罪を」と追及。府教委は「裁量権乱用とはされたが一律に違法ではない。選考での懲戒処分歴重視の根拠については任用上の問題なので回答不可。職務命令・処分そのものは適法」との答弁。国葬の問題も含めて、今後も追及を継続し、安倍的政策の継承を許さない共同の闘いを作り出していきたいと考えます。10/29総会、各裁判闘争、2/11集会へのご参加をよろしくお願い致します。
〔予定〕
10/22(土)とめよう!戦争への道、めざそう!アジアの平和(13:50~エルシアター)
26(水)奥野さんの「合理的配慮無視の君が代処分撤回裁判」(15時~809号)
29(土)「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット総会(14時~エル709)
特別報告:部落差別と天皇制、チャレンジテスト一休さん問題等について
※オンライン申し込みは、hiroimae@yahoo.co.jpまで(可能ならご住所も)
30(日)団結まつり(11時~15時半、扇町公園)
11/3(休)「輝け憲法!いかそう9条」総がかり集会(14時~扇町公園)→デモ
6(日)ZAZA講座(14時~国労会館)