競争・強制NO!人権と平和を守る教育を!6・17集会
(14時~エル南734)資料代500円
パネルディスカッション
- 「日の丸・君が代」強制と大阪の教育
- 「君が代」不起立処分撤回をたたかう 松田・奥野さん
- 「君が代」強制とたたかう生徒・保護者
- 教職員への「日の丸」掲揚・降納の強制
たたかいの報告=朝鮮学校・教科書問題・関西生コン・学テ等
〔予定〕
5/17(水)松田さんコロナ在宅勤務不払い裁判判決
(13:15~地裁809)→報告(16時~弁護士会館1205)
奥野さん合理的配慮無視処分撤回裁判判決
(13:30~地裁809)→報告(14時半~弁護士会館904)
27(土)森友デモ(11時~野田中央第2公園)→阪急庄内駅
6/3(土)教科書全国集会~小学校教科書採択に向けて~
北上田毅さん講演他(14時~エル)資料代800円
10(土)奥野さん裁判支援総会(13:30~)
24(土)ZAZA講座(14時~エル)高作正博さん講演
25(日)金剛山歌劇団2023年公演(14時~・18時半~、
八尾文化会館プリズムホール)
卒・入学式で「日の丸・君が代」強制反対ビラを約50校で配布
今年も府立高校中心に、当日、多くの市民のご協力のもとに、のべ47校で約12000枚のビラを配布。ここ10年間での活動の中で、大部分の学校ではトラブルなく行われています。
しかし一部の学校では、教員が「校門前ではやめてほしい」と言ったり、生徒に「受け取らなくていい」と呼びかけるなどの事例が。昨年、配布妨害があった学校で、警官と職員が配布前から30分ほど見張るという行為もありました。
また、昨年、府教委は府立学校に、条例に従って業務時間内に「日の丸」掲揚を厳格に行うように通達を出しています。これは以前より府議会で維新議員らが掲揚チェックを行い、「日の丸」が掲揚されっぱなしであるとして質問、教育長に約束させたことの結果です。
そのために教職員に掲揚・降納の役割を分担する等の動きもあります。そうした行為を教職員に強制することは思想良心の自由を侵すことになり、たとえ府教委が職務だとするとしても、勤務時間外なら労働基準法違反等の労働者の権利の問題としても、申し入れ・交渉等の取り組みを引き続いて行う必要があります。
京都においても、児童・生徒・保護者に「不起立」はやめてほしいとの学校側からの長時間にわたる「説得」があったなどの事例もあり、東京・大阪以外でも表立っての教職員処分等ではないものの、実質的な強制の一端があらわになっています。
「戦争する国」を許さず、国際的取り組みとも連携した闘いを
大阪では12年より国旗・国歌条例のもと、卒・入学式での「君が代」起立斉唱の職務命令違反で60名を超える教員が処分されています。これに対して多くの人事委・裁判闘争の中で、昨年には再任用拒否への国賠訴訟での勝訴が確定しています。
また国連の自由権規約委員会は、日本の「日の丸・君が代」強制は自由権規約(思想・良心・宗教の自由)に違反との勧告を発しました。すでにILO/ユネスコ合同専門家委員会も2度にわたって、教職員に強制すべきではないとの是正勧告を行っています。
今、岸田政権は、軍事費倍増・敵基地攻撃能力(維新は核所有まで主張)や原発回帰等、「戦争する国」への道を推し進めています。いまだに続くウクライナ戦争がその口実とされ、改憲の動きも加速されています。
一方で国際的には、各国権力者による核所有や核使用の危険性すらある中で、核禁止条約の実効化の動きは着実に前進しています。こうした平和構築や国際人権基準の尊重の大きなうねりに合流し、「戦争する国」に対決する市民・労働者・野党の共同闘争の再構築が必要です。集会へのご参加をよろしくお願いいたします。