21年2.11集会へのご賛同のお礼

2021年4月16日2023年6月9日

お知らせ

「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネットの事務局の山田光一です。遅くなって申し訳ありません。２・11集会へのご賛同のお礼を申し上げますとともに、当日のレジュメを同封いたします。

今後ともよろしくお願いいたします。

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2・11集会へのご参加(約230名)・ご賛同(個人105団体33)、ありがとうございました

ギリギリまで判断しましたが、無事開催することができました。当日は、纐纈厚さんのご講演「拍車かかる国権主義の果てに～〝冷たいファシスト〟菅首相の危険な罠」を始め、大阪でスガ・維新の政策と闘う市民・団体からの発言で、「競争・強制でなく、命と人権を守る教育を！」との集会の意義を確認。また組合弾圧と闘う関生への約7万円のカンパも寄せられ、当日にお渡しすることができました。その後のデモも、歌・サウンドも含めてナンバの繁華街まで賑やかに貫徹し市民にアピール。今集会にご参加・ご賛同・ご協力頂いたことに改めてお礼申し上げます。

府下50～60校の卒業式・入学式で「日の丸・君が代」強制反対のビラを配布

コロナ禍のもとで、今年の卒・入学式では都教委を含めて多くの教育員会は、「国歌清聴」との対応をとりました。さすがに斉唱による飛沫感染の危険性は避けたものの、あくまで「君が代」演奏時の「起立・清聴」の職務命令体制は維持し続けました。

ところが大阪府教委は、原則は「清聴」だが可能な条件があれば「斉唱」も可として、「起立・清聴」と「起立・斉唱」の2種類の職務命令を発出。大阪ネットとの交渉（2/15）においても、「現場で校歌等を歌いたいとの声もあるので」を口実に、学校の判断で斉唱もあり得るとの回答でした。しかし式場で斉唱による飛沫感染が起こらない条件があるかどうかはチェックしない、との校長・現場まかせの無責任な対応であることが明らかに。府下の市教委や学校の中でも「斉唱」で実施の場合もあったが、その一方で、大阪市では「演奏・清聴」とはされていたものの、演奏そのものも実施せず時間短縮した事例も。

こうした生徒・教職員の命・健康より「君が代」起立清聴・斉唱を優先する府教委や市教委に対して、府立学校を中心に50～60校でのビラ配布で、「立つ・立たない」「歌う・歌わない」は思想・良心の自由の問題であり、強制は人権侵害であることを訴えました。今年も、一部学校ではコロナ感染や交通頻繁で危険等を理由に配布の「自粛」を要請されたり、市教委が職員を派遣して式開始時間まで監視するという事例も。しかし、当然必要な配慮はしつつも、憲法で保障された基本的人権を行使することが、今ほど大切な時はないと思います。そういう意味でも、今後ともこれらの活動へのご協力をよろしくお願い致します。