東淀川高校「日の丸」裁判は、大阪における「日の丸・君が代」をめぐる最初の裁判でした。1991年2月27日、東淀川高校の卒業式当日、校門前のポールに校長が掲揚した「日の丸」を同校の教職員が引き下ろしたことに対して、文書訓告処分が出されました。この処分に対して、大阪府とと当時の校長に損害賠償を求める訴訟が提起されました。裁判は、1996年2月22日の大阪地裁判決で敗訴となり、終結しましたが、裁判の中では学者証人の証言が行われるなど、「日の丸」強制の問題点が歴史的に明らかにされました。ここでは、「東淀川高校「日の丸」裁判を支援する会」が編集・発行した資料を掲載します。教育勅語・学校儀式・学校教育と「日の丸」の関係を明らかにした岩本努さんの証言と、「日の丸」教育の問題点を暴き出した高嶋伸欣さんの証言は、現在でも大きな意味を持っており、必読です。

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