「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット通信(12/7

2・11「建国記念の日」反対!〔20年2月11日13時~大淀コミュニティーセンター〕

天皇&オリンピックによる「国民統合」NO! ―「日の丸・君が代」強制もゴメンだー

 【集会:講演(高嶋伸欣さん)・闘争報告他】

安倍政権は、メディアを総動員しての改元や違憲の天皇代替わり儀式キャンペーンによって、その神格化も含めて、「階級を超越した存在」としての天皇を自らの支配維持に最大限利用しようとしています。この間の韓国敵視政策も、かつての侵略戦争の正当化・戦後補償の否定とともに、排外的なナショナリズムの鼓吹で「国民統合」を図るもの。20年のオリンピックでの新天皇デビューはその集大成ともいうべきものです。

〔沖縄新基地建設、南西諸島自衛隊配備等の侵略的戦略を許すな〕

 この間に進められている大軍拡は、アベの「戦争する国」への意図を示しています。米からの武器の爆買いも、単にトランプへの貢献だけではありません。米の一方的な通告による中距離核戦力(INF)全廃条約失効による野放しの核攻撃兵器の開発競争の危険性の中で、イージスアショア配備は、米が安心して中国やロシアを攻撃できるという戦略の重要な一環を担うことになります。そして「島嶼防衛」を口実にした宮古島等の南西諸島への自衛隊配備や自衛艦の空母化・大量のF35戦闘機配備等は、敵基地攻撃能力も含む日本の対中国・アジア・世界戦略として位置づけられたものです。

〔大軍拡・社会保障削減、行政・国家私物化のアベには桜とともにサヨナラを〕

一方でアベは消費税アップに続いて、社会保障の切り捨て(生活保護費・年金削減、医療保険・介護保険料引き上げ、介護報酬・医療報酬減額等)を進めています。その結果、消費が落ち込む中で、463兆円もの内部留保をもつ大企業・資本にさらなる市場として国や公共団体の業務の民営化も推進。「働き方改革」等も含めて民衆からの搾取と資本の利益が図られています。しかしベネッセなどのボロ儲けになる入試への英語検定導入や「桜を見る会」への市民の怒りや憲法改正国民投票法案の「たなざらし」など、アベの思惑を遮る力は頑として存在しています。

安倍政権の「戦争する国」に向けた教育支配と闘い、平和・人権・共生をめざす取組みを持ち寄る2・11集会へのご賛同(個人500円、団体1000円)・参加をよろしくお願い致します。(口座番号:00950-0-302981 加入者名:「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット)

〔予定〕※府警前関生弾圧抗議毎土曜13時半~〔12/14は10時半集合➡和歌山へ〕

また12/13の地裁期日➡中止に。1/1(元旦)教育塔前9時半集合・集会➡府警デモ

12/17(火)拉致問題資料等配布についての府民文化部との交渉(16時~分館6号入札室)

  25(水) D‐TaC・大前治弁護士講演会「防空法と学校教育」(18時半~エル606

1/12(日) 奥野・山口支援会総会(13時半~総会、14時半~北村小夜さん講演)

※小冊子「今、天皇制を問う」(300円)のご注文は、ryoushin2012@gmail.comまで

(残部少)